映画『ハゲタカ』が公開！　栗山千明が語る作品の魅力と現場の緊張感

「人の心を打ち、突き動かすのは金か、それとも人間の情なのか」

『救命病棟24時』、『離婚弁護士』等、専門分野を題材した作品をエンターテイメントに仕立て上げる脚本家の林宏司が真山仁原作の経済小説を上手に料理。
とにかく、天才ファンドマネージャー・鷲津政彦を演じる主演の大森南朋をはじめ、元上司役の柴田恭兵、鷲津と闘う赤いハゲタカ役の玉山鉄二、そして、今回の映画で買収先の標的となる自動車メーカーの社長役の遠藤憲一、と渋めな熟年男性陣の闘う顔が最高にカッコ良い！
その中で、紅一点で大健闘するのが、経済記者役を演じる栗山千明。30代以上のキャストに負けず、堂々たる演技を披露している。

栗山千明といえば、深作欣二監督の映画『バトル・ロワイアル』（’00年公開）での演技が注目され、’03年、クエンティン・タランティーノ監督の『キル・ビルvol.1』に出演。