ノエル・ギャラガーが弟のリアムを差し置いて、「最もスタイリッシュなロック・スター」のタイトルを獲得した。2009年にリアムと組んでいたオアシスを脱退したノエルはが今回、ロッカーの中のベストドレッサー・ランキングで1位に輝いており、現在はビーディ・アイのシンガーとして活躍するリアムは自身のファッション・ライン、プリティ・グリーンを発表しているにも関わらず、わずか5位止まりに終わっている。

 

今週末にイギリスで開催されるグラストンベリー・フェスティバルにヘッドライナーとして登場予定のアークティック・モンキーズのフロントマン、アレックス・ターナーが2位、カサビアンのセルジオ・ピッツォーノが3位にそれぞれ輝き、シャープなスーツ姿とモッズ系ファッションでお馴染みのマイルズ・ケインが4位と続いた。

 

今回の投票はメンズ・デザイナーウェアを取り扱うwww.stuartslondon.comが行っている。スチュアート・ロンドンのオーナーのラヴィ・グリウォルは「ファッションセンスに関して、いまだにミュージシャン達が一般から尊敬の念を持ってみられていることが分かってよかったです」と話す。今回の結果を見ると、むさ苦しいイメージのロッカーよりも、ノエルをはじめ、アレックス、セルジオなどきれい目なスタイルのミュージシャン達の方が評価されているようだ。

 

ラヴィは「アレックス・ターナーは様々なスタイルを試してきてますね。初期のバラクータのジャケット姿から現在のロッカーとして定着したイメージまで様々です。でも彼はそのつど見事に着こなしていますよね」「リアムとマイルズは今回の投票で激闘を演じましたが、どちらがトップに立ったとしても素晴らしいチョイスであったことは間違いありません。リアムの場合は豹柄の靴、マイルズの場合は派手なスーツなどと定番アイテムを合わせていて、2人とも合わせ技が上手いですよね」と続けた。

 

さらに、『ライトニング・ボルト』でお馴染みのジェク・バグが7位、先週末にはウェンブリー・スタジアム公演で初のヘッドライナーを務めたザ・キラーズのフロントマンで、キレのあるスタイルでお馴染みのブランドン・フラワーズが8位と続いている。また、「モッズの神様」としても名高いポール・ウェラーは10位に滑り込んだ。

 

そんなリアム率いるビーディ・アイは、リリースしたばかりの新作アルバム『BE』を引っ提げて、28日(金)からスタートするグラストンベリーでサプライズ・ギグを披露する予定だ。

 

「最もスタイリッシュなロック・スター」トップ10:

1: ノエル・ギャラガー

2: アレックス・ターナー

3: セルジオ・ピッツォーノ

4: マイルズ・ケイン

5: リアム・ギャラガー

6:ファレル・ウィリアムス

7: ジェイク・バグ

8: ブランドン・フラワーズ

9: ファリス・バドワン

10: ポール・ウェラー

関連カテゴリー: