女優の長澤まさみ(22)が20日、都内で開催中の東京国際映画祭に特別招待された主演映画『曲がれ!スプーン』の完成披露会見に登場した。同作は、超常現象を本気で信じるテレビ番組のAD・米(よね=長澤まさみ)が、番組企画のエスパー探しの旅で『カフェ・ド・念力』へ辿り着き、そこで出会ったひ弱な7人の超能力者達と繰り広げるコメディ。長澤は「エスパーの皆様が本当に面白くて、映画を見ながら大笑いしました。同じようにたくさんの方に笑って見てもらいたい」とPR。報道陣に欲しい超能力を尋ねられると「透視ですね。やっぱ、見ちゃいけないものを見てみたい」と欲望をチラリ。ざわめく会場に「くじ引きを当ててみたいだけです(笑)」と照れ笑い。実力のある無名俳優の起用を心掛けているという本広克行監督(44)に選出された俳優の川島潤哉(30)は「(長澤は)生で見てもテレビで見ているような気がしていたのですが、撮影のときに、納豆巻きを食っているのを見て、『この人も同じ人間なんだ』と思った」と、長澤の素顔を明かしていた。(撮影:加治屋誠)