15日、東京・紀尾井町のグランドプリンスホテル赤坂でTBS系ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』の最終シリーズ制作発表会が行われ、女優の長山藍子(69)、泉ピン子(63)、中田喜子(56)、野村真美(45)、藤田朋子(45)、俳優の宇津井健(78)、脚本家の橋田壽賀子(85)、プロデューサーの石井ふく子(84)が出席した。同ドラマは、1990年にスタートし、食事処『おかくら』を切り盛りする岡倉大吉・節子夫妻とその5人の娘たちが織り成す家族の絆や就職、結婚、離婚、子育て、介護などを描いたホームドラマ。今作で10作目となり、ファイナルを迎えることになった。橋田は「ファイナル、ファイナルと言われておりますけれど、私の中ではあと1年あるので、何がファイナルだって気持ちがあって、少しムッとしております」と苦笑しながら、「元気だったら100歳まで書いていたいのですが、そうもいかないので来年86歳でファイナルとさせていただきます」と話した。しかし、泉は「視聴率が上がったら、これで終わりじゃない。(特番で)秋、冬1本ずつやらしてもらう。あなた(橋田氏)も頑張って」と意欲を見せた。(撮影:高田太郎)

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