4日、都内で、映画『軽蔑』の舞台挨拶が行われた。舞台挨拶には、俳優の高良健吾(23)女優の鈴木杏(24)らが登場した。同作は、名家の息子ながら夜の町で欲望のままに生きる男と、歌舞伎町でダンサーとして生きる女の愛を描いたものとなっている。高良は「たくさんの映画が公開されるなか、『軽蔑』をご覧いただきまして、本当にありがとうございます。この映画は、僕にとっても特別な思いが詰まった作品です。一度と言わず、二度、三度と見ていただけると嬉しいです」と感謝の気持ちを込めて挨拶をした。自身の演じた主人公の役作りについて聞かれると、「髪型や服装は、監督と話しながら決めていったんですけど、芝居そのものは、逆にあまり考え込まずに取り組みました。高良健吾という人間の中から出てくるものが、うまく反映できたと思います」と独自の役作りに関して語った。大胆なラブシーンに挑んだ鈴木も「役が持ってる強さやひたむきさにほれ込んだので、あまり抵抗なく飛び込んでいけました」と語った。また、高良の印象については、「ホントにひたむきな人で、そのエネルギーの大きさに助けてもらいました。想像以上にステキな俳優さんでした」と褒めたたえた。(撮影:河崎文雄)