人気グループ・嵐の櫻井翔(29)が8月15日、東京・汐留のスペースFS汐留で、映画『神様のカルテ』の看護師限定試写会に登場した。同作は、作家・夏川草介のベストセラー同名小説を実写化したヒューマンドラマ。美しい自然に囲まれた信州を舞台に、地方病院で忙しく働く青年内科医・栗原一止(櫻井)が友人や同僚、愛する妻・榛名(宮崎あおい=25)の支えにより、一人の医師として成長していく姿を描いた物語。イベントでは、現役看護師130人に同作を観賞してもらった後、トークショーを行った。トークショーには、深川栄洋監督(34)、聖路加国際病院・日野原重明理事長(99)も出席。櫻井は実際の医療現場に立ち入ったようで、「外からではわからない、お医者さんと患者さんとの信頼関係を知ることができた」と感慨深く話した。現役看護婦から白衣を着た感想について意見を求められ「両ポケットに処方箋、あんちょこ(参考書)が入っていることを知らなくて…重くて肩がこった」と話した。しかし、撮影を通して「これがお医者さんの持つ不安の重さや、命の重さなんだと感じました」と語った。