9月13日、映画『神様のカルテ』の大ヒット御礼舞台挨拶が行われた。舞台挨拶には嵐の櫻井翔(29)と女優の加賀まりこ(67)が登場した。同作は、12日付で観客動員100万人、興行収入12億円を突破し櫻井は「多くの人に見てもらえてうれしい」と喜んだ。
映画の撮影に入る前のエピソードとして櫻井は「クランクインする前に相談に乗ってもらった医師になった友人から『映画のなかのお前はあまりにすてきな医師で悔しかった』というメールをもらって。男性にとってなのかもしれないけれど『悔しかった』というのは最高の褒め言葉」と感激のあまり声を詰まらせながら語った。加賀は「胸がいっぱいになって自分が出ている映画で泣くことは本当にないんですが撮影のときのことを思い出して。こんなに演じていてお別れしたくない役、死にたくないっていう役は珍しかったです」と映画への思いを語った。また、加賀からメンバーは映画を観たのかという質問を受けた櫻井は弱り気味に嵐のメンバーはまだ映画を観ていないらしいことを明かし、「忙しいんだと思います」と弁明していた。