‘06年トリノ五輪スノーボード日本代表の今井メロ(24)が、長女・真里愛(まりあ)ちゃんを出産したことを12月9日に自身のブログで発表した。出産日は11月9日だったが、本来の予定日よりも3カ月も早く、生まれた女の子は1千グラムにも満たなかったという。

20週を迎えるころ、お腹の中の双子のうち1人が上半身がない『無心体』という異常妊娠だったことが発覚。切迫流産になっていると告げられた彼女は帝王切開で真里愛ちゃんを出産した。

現在は、夫と長男とともに神奈川県内で生活している。ブログでは、真里愛ちゃん誕生について喜びのコメントを繰り返しているが、病院関係者はこう語る。

「彼女が退院してから約1カ月の間に都内のこの病院を訪れたのはわずか5回ほど。12月7日以来、9日間が経つのに一度も来ていません。本人の精神的ショックもあるので、治療に非協力的とは言い切れませんが、とても心配しています。こちらが母乳がなくなったと催促しない限り、彼女が病院にやってくることはないですね」

わずか1千グラムの娘になかなか会いに来ない母に対して、激怒している病院スタッフも多いという。本誌が彼女を直撃すると、最近、病院に行っていないことを認めたうえで、次のように語った。

「長男が風邪をひいて、それが真里愛に感染してもいけないので控えていました。それにお恥ずかしい話ですが、経済的にも苦しいんです。病院は遠くて電車賃もかかります。今は1週間に1回だけ、家族3人でいくことにしています」

さらに、自身の近況について聞くと、

「今はブログでやっているだけですが、ちゃんと事務所に入って芸能活動を再開したいし、今後は本も出していきたい。私の異常妊娠のことや出産のことを、そこで見た母親としての気持ちを多くの女性に伝えたい。苦しんでいる女性を勇気づけられたらと思います」

と語った彼女。赤ちゃんの健やかな成長を願うばかりだ。

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