4月13日、東京・代々木公園のはずれで、“花見の宴”が行われていた。桜も満開を過ぎ、他の花見客はほとんどいない。開宴時間の午後4時過ぎ、ママチャリに乗って現れたのは、NHK大河ドラマ『平清盛』の主役を演じている松山ケンイチ(27)だ。
「本当に突然の提案でした。松山さんが『まだ花見してない人いるでしょ?明日は花見をしましょう!』と言って急きょ決定したんです。決めたのが前日の夜で、そこから共演者、スタッフに連絡しましたが、突然のことなのでバタバタでしたね」(ドラマ関係者)
開始以来ワーストの11%台にまで落ち込んだ視聴率。しかし花見直前の4月8日放送回は13.7%へとやや上昇。
「すっと落ち込んでいた松山さんも、やっと明るい兆しが見えたことで、さらに士気を高めるべく“決起集会”を兼ねた花見を提案したんです」(前出・ドラマ関係者)
だがこの日、松ケンの呼びかけに応えて花見に駆けつけた共演者は、源義朝役の玉木宏(32)だけ……。それでも松ケンは精力的にみんなに挨拶して回りを笑顔で盛り上げている。予定では8時までなのに、6時過ぎには「寒いんで帰ります」と玉木が去っていく。残ったメンバーも、雨の降り出した7時前に切り上げ、解散することに。
「現場の雰囲気を少しでもよくしたいと、“遅れてもいいんで、なるべく来て下さい”と松山さん自ら呼びかけていました。結果は、急だったせいで人数は思ったほど集まらず、しかも花は盛りを過ぎていて、雨も降ってきてしまった。松山さんは少し残念そうで、帰途につく後ろ姿は寂しげでしたね……」(参加者)
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