5月29日、都内で、『明治の乳製品レシピ&新CM発表会見』が行われ、レスリング女子のロンドン五輪55キロ級代表の吉田沙保里(29=ALSOK)が出席した。
吉田は「毎日牛乳を1リットル飲んでいる」といい、48キロ級の小原日登美(31=自衛隊)、63キロ級の伊調馨(27=ALSOK)、72キロ級浜口京子(34=ジャパンビバレッジ)は「ヨーグルトはいつも食べている」と口を揃え、乳製品との関わりを披露。乳製品を使った新レシピの料理を4人で品評しながら試食していた。
吉田は、27日の五輪前哨戦・W杯で4年ぶりに苦杯。その心境を「甘酸っぱいヨーグルトは好きだけど、負けた味は最高に甘酸っぱかった。もう酸っぱい思いはしたくない」と明かした。試合後は、枯れるまで涙を流し気持ちも「だいぶ落ち着いた」と話す吉田。大金星を献上したロシアのジョボロワ(19)は1階級上の59キロ級の選手だが「ロンドンで戦えるなら借りを返したい」と決意を新たにした。
また、28日五輪に向けたメディカルチェックで採血の結果『貧血』と診断された。敗因の1つが判明したが吉田は「五輪に向けて体調管理が大事だと分かった。五輪で最高の笑顔をみせられるように、しっかりやっていきたい」と話した。(撮影:江口明裕)