6月4日、小泉今日子(46)が、都内で開かれた放送文化に貢献した番組や個人に贈られる『第49回ギャラクシー賞』授賞式に出席した。
同賞は放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・ 個人・団体を表彰するために1963年に創設。今年で49回目で、テレビ部門の大賞には、尾野真千子(30)がヒロインを演じたNHK連続テレビ小説『カーネーション』、特別賞にはETV特集『ネットワークで作る放射能汚染地図』シリーズが受賞。また、『第6回マイベストTV賞』グランプリには、『KAT-TUN』の亀梨和也(26)主演のドラマ『妖怪人間ベム』が選ばれた。
小泉は、個人賞として、ドラマ『最後から二番目の恋』や、WOWOWのドラマ『贖罪』での演技力が評価された。『最後から―』でのヒロインとの共通点について「40歳過ぎて、独身で、仕事しかないみたいな」と自虐的なコメントをし、さらに、今年でデビュー30周年ということの感想を聞かれ「仕事しかないんで」と改めて強調して笑いを誘った。
小泉は、連続ドラマ2作品での演技が評価されたことに「世の中に明るいニュースはないですけど、景気の良い時代を知ってる私たちが元気に生きて、若者を先導していきたい」と話した。(撮影:鈴木鍵一)