「意外なところでは、小雪さん(35)が3千万円から2千万円と下げているんです。1千万円の大幅減です」
そう語るのは、大手広告代理店関係者だ。本誌はこの関係者から大手広告代理店が作成したCMギャラリストを独占入手。そこには今年前半と後半のCMギャラが並んでいる。
価格は実際に有名人本人のもとに渡る額ではなく、あくまで広告代理店がクライアント企業と交渉する際に基準として用いられるものだ。しかし、そこには今期の波乱に満ちた芸能界の事情が如実に表れていた。
スキャンダルがあまりに多かったため、安定株女優にオファーが流れているという今期のCM業界。そんななかで価格を下げていたのが、今年1月に出産した小雪(35)だった。前出の大手広告代理店関係者はこう語る。
「出産後の2月に行われたイベントで『子どもが可愛いと思えなかった』と発言したことが大きいようです。ママタレント全盛のいま、子どもに対してマイナス意見を言うのはご法度。育児の大変さを言いたかったのでしょうが、妙なイロがついてしまいました。共感の声もあるんですけどね……」(前出・大手広告代理店関係者)
一方、CM界で安定した人気を誇っていた夫の松山ケンイチ(27)。だが、今後の状況次第では彼のギャラが下がることもありえると、前出の大手広告代理店関係者は話している。
「3千万円で抜群の安定感だった松山ケンイチも、大河ドラマの惨敗で様子見の動きが強まっています。さらに視聴率を下げるようなら、CMへの影響も大きくなるでしょう」