20日、午前11時から東京・銀座中央通りで、ロンドン五輪で史上最多となる38個のメダルを獲得した日本代表のメダリストによる凱旋パレードが行われ、約1キロの沿道を20分かけて走行した。銀座のパレードでは過去最多となる約50万人が沿道を埋め尽くした。
銀座を埋めつくすほどの人の数に、なでしこジャパンの沢穂希(33=INAC神戸)は感激しきりで「50万人?想像できない。一生のうち、見られる人を一気に見た。多くの方に応援していただき、感動で逆に涙した。感謝という言葉では表せないくらい感謝している」と興奮気味に話し、「内村ファンがすごく多かった。一緒の号車だったので『キャー』と言ってもらえた」と笑顔を見せた。
そんな内村は「すごく圧倒されました。僕の名前が書いてあるキラキラしたうちわがたくさんあってビックリした。コンサートみたいなやつです。ちょっとだけアイドル気分を味わいました。なかなか感謝の場を伝える場がないのでリオ五輪でもメダルを取ったらまたやってもらいたい」と20分間アイドル気分に、内村もまんざらでもない表情を見せていた。(撮影:小山伸正)