6日、都内で、米3Dアニメ映画『ロラックスおじさんの秘密の種』の初日舞台挨拶が行われ、タレントの志村けん(62)が出席した。
同作は、本物の木が1本も生えないほど環境が悪化した街に住む少年テッドが、好きな女の子に本物の木を見せるため、不思議な森の住人・ロラックスおじさんに力を借りようと奮闘する物語。
初の舞台挨拶に志村は「緊張しています。お笑いの舞台ならいいけど、何をしていいかわからなくて。立っていればいいんですかね?」と心配そうに胸を押さえる姿も。しかし、ハリウッド映画の吹き替えに初挑戦したことにちなみ、今後初挑戦してみたいことを聞かれると「もう62歳ですから…」と思いつめた表情をしつつ、「子作りですかね。今のところないですけど」とすかさず下ネタを繰り出し、観客を大爆笑させていた。
声優の宮野真守(29)は「子どものころから憧れていた志村さんにお目にかかれて嬉しいです」と話し志村を照れさせると、山寺宏一(51)も「ハリウッドも志村さんを想定してロラックスおじさんを作ったとしか思えませんよね」と志村がハマリ役だったことを訴え、客席から大きな拍手が起こっていた。(撮影:高田太郎)