約3年前に生活の拠点を鎌倉に移した豊川悦司(51)。この”鎌倉移住”は、彼が05年から同棲していた13歳年下の元エステティシャンの女性も一緒だった。
同棲開始から8年、最近の2人は順調なのだろうか。近所にあるスーパーの店員はこう話す。
「豊川さんご夫婦は、この間もお2人で仲良くいらっしゃいましたよ」
今では仲睦まじい”夫婦”として、すっかり地元に馴染んでいるようだ。
いっぽうで、そんな土地に構えた”愛の巣”が、3年前に購入したばかりにもかかわらず、現在取り壊し中だという。
「豊川さんはご自宅を建て替えているようです。いまは近くに一軒家を借りて住んでいますよ。来年5月ごろには新居が完成するとか」(近所の住人)
本誌が取材に訪れると、ちょうど豊川の自宅取り壊しの作業が進められていた。豊川が新たな”サーフィン御殿”の建築を決意した背景には、どんな心境の変化があったのか。本誌はその真相を聞くべく、現地で豊川を直撃取材した。
当日の昼、愛犬のトイプードルと散歩に出てきた豊川に記者が声をかけると、足を止めて応じてくれた。
ーー豪邸を新築されているようですが?
「いえ、豪邸というほどのものではありませんよ(笑)。実は、中古で買った家が相当古いので、市の方から補強をするようにという要請があったんです。3・11の震災がありましたから、土台の安全面の問題もあって。最初は一部を改築するつもりだったのが、思ったより大きな工事になりそうだったので、建て替えることにしたんですよ」
ーーそれは恋人とこれからも鎌倉ライフをずっと続けていくという決意?
「あはは、そうですね。ご覧のとおりですよ。ご想像にお任せします(笑)。結婚ですか? それはありません」
豊川は、本誌の取材の翌日から、新作映画の撮影に入るため、しばらく都内に滞在する予定だった。スケジュールの直前までとどまりたくなるような海辺の暮らしの魅力について、彼は笑顔で次のように語った。
「やっぱり、ここに住む人たちの”情”ですね。
僕がこういう仕事をしていても、変な目で見られることもなく、普通にご近所さんとしてお付き合いしていただけるので、本当にありがたくて。だから、こんな格好で犬の散歩もできるんですよ(笑)。そのおかげで、とてもリフレッシュできるんです」