6月25日、東京・赤坂のパーティ会場前。夜7時10分、やってきたのは黒のジャケット姿で颯爽と決めた福山雅治(44)。オフィスも入るビルの玄関ホールにいた人は、突然現れた福山に大感激。驚いて振り返る姿も見られた。
この日行われたのは、前日に最終回を迎えた高視聴率ドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)の打ち上げ。午後6時半ごろから続々と集まるなか、現れたのはヒロイン・吉高由里子(24)。黒のロングスカートでオシャレに決めている。
1次会が終わったのは夜9時過ぎ。2次会の渋谷のカラオケ店に出演者が移動を始めるなか、本誌は白いブラウスにミニスカート姿の柴咲コウ(31)の姿を発見した!’07年に放送された“シリーズ1”の初代ヒロインだ。
「2次会では、ビンゴ大会やカラオケの出し物もありました。吉高さんはワインとかグビグビ飲んで、はっちゃけまくっていましたね(笑)。それとは対照的に、福山さんは落ち着いた飲み方をしていました。カラオケコーナーでは、福山さんが自分の持ち歌『Squall』を歌って、会場全体が陶酔というか、感動していましたね」(参加者の1人)
3カ月間、家族以上に一緒に過ごしてきた“仲間たち”は和気あいあいだったという。そんななかで、1人だけ雰囲気が違っていたのが、柴咲だった。
「彼女は今回、スピンオフドラマには主演しましたが、本編では第1話に出ただけで、あとは吉高さんとバトンタッチ。お酒もあんまり飲んでいなかったこともあって、はしゃぐ人たちを冷静に見守っている感じでした」(別の参加者)
午前0時半、2次会が2時間ほど経過したところで、1人、柴咲だけが会場から出てきた。そんな彼女を追いかけるように、“お見送り”に出てきたのが吉高だった。吉高は、去っていく柴咲が乗った車に名残惜しそうに手を振っていたが、柴咲の車が行ってしまうと吉高は表情を一変。ホッとしたような笑みを浮かべ、スタッフたちと雑談しながら2次会の会場へ。
「吉高さんは、いつも初代ヒロインと比較され続けていました。それは決してうれしいことではなかったと思います。さらに、一度はヒロイン役を“降板”した柴咲さんが、スピンオフドラマに主演をして“復帰”したことも、微妙な思いだったと思います」(フジテレビ関係者)
“先輩”が帰宅後、吉高はさらにヒートアップ。渡辺いっけいら共演者と大笑いする場面も。酔いもかなり回っていたようだ。福山が2次会の会場を出てきたのは、午前4時過ぎ。福山に追随するように、ハイテンションをキープした吉高も外に出てきた。貸切り時間ぎりぎりまでの9時間半、気持ちよく燃え尽きた『ガリレオ』の打ち上げだった。