9日、ジャニーズ事務所は9月30日付けでKAT‐TUNのメンバー田中聖(27)との専属契約解除をFAXで各報道機関に発表、グループを脱退していたことが分かった。ジャニーズ事務所に入所して16年目の田中は契約解除という事実上の解雇を言い渡された初の現役タレントとなる。
ジャニーズ事務所によれば契約解除理由は「度重なるルール違反 厳重注意に対する無反省」であり犯罪行為はないとされる。ルール違反とは[①副業禁止に反する飲食店の経営②独自のDJ等によるイベント活動③女性問題④刺青]のようだ。
田中は以下のように事務所を通して声明を発表。
「事務所から発表があったとおりです。メンバーには、今までたくさん迷惑をかけてきたのにずっと仲間でいてくれてありがとうという感謝と、申し訳ないいう謝罪の気持ちを伝えました。今後もタレント活動は続けていく予定ですが、詳細が決まりましたら改めてご報告します」
KAT-TUNは’06年メンバー6人でデビュー。脱退は’10年7月の赤西仁(29)に続き2人目。今後は4人で活動を続ける模様だ。
田中はクラブ等でも声かけられれば誰とでも写真を撮るような気さくな性格。一方、老人ホームへの慰問や被災地援助活動などを一人で行うような生真面目さもあった。しかし業界では個人での活動やDJなどのイベントへの参加に以前より「事務所的に大丈夫なのか?」と危惧の声があり、今回のような結果を危ぶむ噂は多かった。

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