パリ時間12日20時初演3時間前のシャトレ座前です。
正面玄関前に飾られたミクのポスターと中には入れませんでしたが、ミクのグッズ売り場がありました。そこに現れたのが「チャンネル8」の取材クルー。ミク初演の様子を取材に来たそうです。雨のせいもありシャトレ座前に並んでる人はまだ居ませんでした。12日の昼に約2分ほどニュース番組で紹介されたミクのオペラのテレビ画面です。フランスでの注目の高さがうかがわれます。偶然カフェのモニターで見れましたラッキーでした。
さて、公演の模様は…。
1861年に建てられたシャトレ座。パリ1区、セーヌ川右岸に位置する伝統ある建物と電子の歌姫・初音ミクのマッチングは最高でした。ではレポートしまーす!
パリ時間13日20時開演の初音ミクオペラ『THE END』、シャトレ座の風景です。
劇場に集まった観客は20代のパリの若者が中心でオペラ座などの老舗オペラの客層とは違いかなり年齢が若いけれど、ミクへの関心度は高い様子。グッズ売り場やパンフレット売り場には長蛇の列。
渋谷の東急BUNKAMURAオーチャードホールで上演した際にロビーに置かれていた等身大の初音ミク人形が玄関ロビー中央に展示。多くの観客がカメラで撮影していていました。ちなみに、この日フィギュアが着ている服を含め上演されるオペラの衣装はルイ・ヴィトンのマーク・ジェイコフスのオリジナルデザインである。
オペラは4枚のスクリーンを使い立体的に表現された。幕が閉まると「ブラボー!」の声と拍手の嵐に包まれた。観客の拍手にミクは2度のカーテンコールに応える。ロビーに出ると3社ほどのテレビ局のカメラが観客にインタビュー。新聞社の取材なども入り、注目の高さがうかがわれた。
今や日本を代表するキャラクターとして世界を席巻する初音ミク。このイベントがフランスのクリエイターにどのような発想を植え付けたか。いずれフランスより配信されるであろう音源と映像に期待したい。