中山秀征(46)初の対談連載『語り合いたい人』がスタート。中山さんは第1回に、20年以上“師匠”と呼び、敬愛し続けている大先輩・志村けんさん(63)をご指名。志村さん行きつけの麻布十番にある鉄板焼屋で、師匠と弟分がゆっくりじっくり、語り合った。
中山「師匠のバイタリティは本当にすごい。でも、僕は師匠の体調が心配で……」
志村「肝臓の数値に関して、ネットでもすごい騒がれたけど、今年の夏の舞台が終わってから検査して、平常ではないんだけど、ガンマの数値とかはだいぶ下がってきた。それで今調子に乗って、飲んでるんだけどね。1日5杯までな(笑)」
中山「手前みそな話ですが、師匠の50歳の誕生日を機に、僕が誕生会の幹事をやらせてもらってます。今師匠が63歳ですから、もう13回やりましたね」
志村「俺は『にぎやかなのは嫌いだから』って断ってたんだけど、『いや、やりましょうよ』って言ってくれてな。ヒデや亡くなった飯島愛、島崎和歌子とかが発起人で、最初は30人くらいでスタートして、だんだん居酒屋では入りきらなくなって。今では100人以上いるかな」
中山「また時代とともに顔ぶれも変わってね。今年は元AKBの板野友美ちゃん、優香ちゃん、菜々緒、もう豪華キャスト。テレビでもこのメンバーはそろわないですよ」
志村「番組作れるよな。いい飲み会だよ。堅いこと抜きだし、俺も若手に会う機会がないからありがたい。夜中3時からのネタ見せはひどいけどな(笑)。デビューしたてのタカアンドトシの『欧米か!』を見たのが懐かしいよ」
中山「師匠は『みんな勝手にやってくれ』というフランクなスタンスだから、いい飲み会なんですよ。こういう場で、師匠にアドバイスを求める人もいますね」
志村「悩みを相談されたら、自分なりに考えて答えるけど、それは当事者がやんなきゃ実際はわかんないさ」