「じつは、14年夏の藤圭子さんの一周忌に合わせて、ついに宇多田ヒカルが音楽活動を再開していたんです。12月に極秘帰国して、秘かに“歌姫復活”計画を進めているようです」(音楽関係者)
“人間活動”宣言で芸能活動を休止していた宇多田ヒカル(30)。母の自殺でショック状態の彼女を支えたのは、確執を叫ばれていた父・照實氏(65)だった。
「藤さんの死をきっかけに、2人の仲は回復し、以前のような二人三脚で’14年の音楽活動を再開させようとしていたのです」(前出・音楽関係者)
12月のある日、大手レコード会社本社の打ち合わせスペースに、打ち合わせに訪れた宇多田親娘の姿があった。
「お母さんのこともあるし大丈夫かなと思っていたんですが、姿を見たら安心しました。お父さんやスタッフとも普通に会話していて、吹っ切れたのかなという印象でした。いい表情をしてましたよ」(同社社員)
宇多田はCD発売へ向けて、すでに曲づくりを始め、レコーディングの予定も組まれていたという。だが、そこまで順調に進んでいた音楽制作が、12月中旬、突然すべてひっくり返ってしまったという。
母・藤圭子さんの過去のインタビューをまとめた沢木耕太郎氏の新刊『流星ひとつ』の出版に、宇多田が大きなショックを受けたのがその理由だと、ある音楽関係者は言う。
だが、照實氏はここでも宇多田をかばい、励まし続けているという。手を取り合い、艱難辛苦を乗り越えようとしている父娘。’14年、必ず天国の母の一周忌の墓前に、新曲CDを2人で捧げてくれるはずだ。