6月14日、都内で映画『春を背負って』の初日舞台あいさつが行われ、松山ケンイチ(29)、蒼井優(28)、豊川悦司(52)、木村大作監督らが出席。拍手が沸き起こる熱いイベントとなった。
同作は笹本稜平の同名小説がベース。都会での仕事を辞めた主人公が立山連峰の山小屋を舞台に仲間とともに成長していく姿を描く。
冒頭の挨拶で、「今日は・・・・・・ありがとうございます」と木村監督が感激のあまり涙。それをうけ、松山は「悔しいけど、感動します」と言葉を添え、蒼井も「この方についてきてよかったです」とコメントした。
60日間にわたり行われた山岳ロケを振り返り、「もう一度山に登りたいですか?」と質問を受け、手を挙げたのは木村監督と松山のみ。松山は「もう一回撮影したいですよ!すごく楽しかったじゃないですか!」と作品への愛を叫んだ。
また、「緊張しすぎてお腹を下した」と話し、この日は松山にとってとても重要な日だったことを明かした。つづけて「挑戦という気持ちで挑んだ作品。皆さんの目にどう映るのかすごく緊張しました」と熱い思いを告白。会場から熱い拍手がおくられ、温かい雰囲気に包まれた。
(撮影/河崎文雄)