カメラのライトやフラッシュで浮かび上がったASKA(56)の顔は青白くむくみ、目は宙を泳いでいた。6月19日、前々日に再々逮捕されたASKAの身柄は、勾留中の東京湾岸警察署から警察車両で、東京地検に送られた。
ASKAが逮捕された5月17日、警察による自宅の家宅捜索に立ち会った洋子さん(59)だが、それ以降の消息は報じられていない。
「ご自宅はずっとカーテンも閉め切られていますし、夜も灯りがつかず真っ暗です。きっとお留守なのだと思います」(近所の主婦)
ASKA逮捕にあたっては極めて身近な情報提供者がおり、それが夫人だったという。“決意の逮捕劇”から、すでに約40日。彼女はいまどこにいるのか。実はASKA一家を知る音楽関係者はこう語る。
「ASKAの家には、広い地下室もあります。逮捕後はホテル生活をしていた奥さんですが、いまはその部屋で息を潜めるように生活しているのです」
ASKA自宅の敷地は約300平米。その地下には、約63平米と24平米、2部屋合わせて、約87平米の住居スペースがある。
「地下室には、トイレやシャワー、キッチンなども設置されているそうで、奥さんは極力、地下から出ないようにしているのだとか……」
深夜にASKAの事務所のスタッフと思われる男が、自宅の勝手口にスーパーの袋に入った食料を置いて立ち去る姿も、本誌は目撃している。
フリーアナウンサーだった洋子さんが、ASKAと結婚したのは’87年6月7日。27年目の結婚記念日も、洋子さんは潜伏する地下室で過ごしたようだ。
日も射さぬ地下室で、洋子さんは、夫と茨の道を歩んでいく覚悟を固めようとしているのか――。