9月9日、シンガー・ソングライターの小椋佳(70)が、自身の企画で行う『生前葬コンサート』のリハーサルを埼玉・戸田文化会館にて開催。「定年がないこの職業の“けり”をつけようと思った」と、同コンサートを開催することになった経緯を語った。
死後に葬儀や戒名を必要としない考えの小椋。「でも、僕以外の家族は常識的な考えなので、死んだら何もしないわけにはいかない。迷惑をかけないために、お葬式を生前に済ませておこうと思った」と、今回の経緯を明かした。
しかし、肉体的には元気な様子な小椋は「今朝も5時45分に起きてテニスの決勝戦を観ました。小椋佳ときたら錦織圭だから!」と話し、会場の笑いを誘った。
今後の活動については「まだ全く決めていない」と話すも、「実は10月、来年も活動がある。49日コンサートと一周忌コンサートになるかな」と、シャレを効かせていた。
同公演は、9月12日から15日の4日間、東京・NHKホールにて開催。1日25曲、計100曲を披露する。
(撮影/夛留見 彩)