放送中の話題ドラマ『学校のカイダン』(日本テレビ系)の主題歌『有頂天』を担当しているB’z。そのボーカルを務める稲葉浩志(50)の姿を目撃したのは、2月中旬早朝のことだった。かたわらには、2匹のプードル。そして彼の手には、リードが握られている。
 
このときの気温は3度前後。稲葉は迷彩柄のコートを着込むなど完全防寒だが、寒さとは裏腹に表情はどこか嬉しそう。隣を走る愛犬たちの毛並みは、どちらもキレイに揃えられている。かなり手がかけられていることが、はた目からもわかるほどだ。

「流行の『テディベアカット』ですね。プードルは毛が伸びやすく、最低でも1カ月に1回はトリミングが必須な犬種です。価格は場所にもよりますが、1回で1万円ほど。カットの状態をここまできれいに保っているということは、かなり頻繁にお店に通われているのでしょう」(トリマー関係者)

 意外なことに稲葉は、ファンの間でかなりの“愛犬家”として知られているという。

「07年のアルバム『ACTION』に入っているバラード曲『僕には君がいる』は、亡くなった愛犬のオールド・イングリッシュ・シープードックを歌ったものだと言われています。ほかにも、シェットランド・シープドックやシーズーを飼っていた時期もあるみたいです。稲葉さんにとって、犬はかけがえのない“家族”なんです」(音楽関係者)

 稲葉自身、過去のラジオ番組で「犬たちとの朝の散歩の時間が、ホッとする瞬間」だと語っている。そして、それが彼の“作詞活動”の支えにもなっているようだ。

「稲葉さんにとって、愛犬との散歩が1日の始まりであり、創作活動の時間でもあるんです。ツアーで自宅を離れるとき以外は、愛犬たちとの朝の散歩が稲葉さんの日課。散歩中に歌詞が思い浮かぶことも多いそうです。そんなときは犬たちを引き留めながらフレーズを携帯電話にメモし、自宅に戻ってから急いで歌詞を書くそうです」(前出・音楽関係者)

 3月11日からは全国ツアーが始まるというB’z。『有頂天』になれる大好きなワンコたちとの散歩も、しばらくは“お預け”になりそうだ――。

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