「私が演じている結唯という女性は、静かに淡々と年を重ねていたんですが、30代半ばになって慶(亀梨和也)という男性に出会い、恋に落ち、劇的に人生が変わっていくんです」

 そう語るのは、ドラマ『セカンド・ラブ』(テレビ朝日系・金曜23時15分〜)で亀梨との大胆なラブシーンが話題を呼んでいる、深田恭子(32)。

「亀梨さん、セクシーですよね、体を見せるシーンも多いので、お昼のお弁当をセーブしたりしてストイックに減量をされていますが、そんな状況でもイライラせず、常に周りの女性に優しく紳士な方で、とても演じやすい空気を作ってくれます。どんなシーンでも嫌な気持ちになることがありません」

 同性から見ても、ドキドキするほどかわいい深田さん。美の秘訣をきいてみると。

「年齢に逆らわないこと。無理な若作りをしないで、自然に年相応の美しさでいる人に憧れるので、ちゃんと自分の年齢を認めて、年齢に合った服を着て、年相応のメーク、髪形をする。大好きなキャラクターものは寝るときだけ着ることにして、ふだんは徹底的にシンプルにしています」

 年を重ねることを受け入れているからこそ生まれるキュートさ。でも30代になって迷うこともあるそう。

「日々考えています。同世代の友達と会うと『人生どうする?』って常に話しています。何をもって幸せなのか、とか。結局は自分次第なんだけど、話すことで安心を得ているんでしょうね。自分が満たされないと、どんなに人が羨むような境遇とか恋愛であっても幸せじゃないと思っています。結婚もまだ考えられないし、あまりするような気がしないんです」

 劇中で、結唯は慶の積極的な求愛によって人生が変わっていく。

「結唯のように、もし本当に知らない男の人に積極的に来られたら、私は素直になれないかも。ドラマでは、亀梨さんが演じているから素敵に見えます。私は今は仕事が大事。責任を課せられてやるというのではなく、自分の仕事を愛せる人でいたい。今回のお仕事のように。でも、本当は夢のようなおとぎの国で生活したいと思ってるんですよね(笑)」

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