「コラッ、コラッ!」
ライオンの檻を見つけて、ダッシュしようとする男の子を、慌てて取り押さえていたのは谷原章介(42)。5月5日の『こどもの日』、谷原は5人の子供たちを連れて、横浜市立野毛山動物園にやってきていた。
「“子だくさん”とは聞いていましたが、男の子3人と女の子2人を連れて歩く谷原さんの姿は、連休で混雑していた動物園のなかでも、すごく目立っていましたよ。眼鏡をかけていましたが、あの長身ですし、すぐにわかりました」(動物園に遊びに来ていた女性客)
谷原の子供たちは上から男(11)・女(7)・女(5)・男(4)・男(3)。そして4月上旬に生まれたばかりの女の子がいるが、元タレントの妻(37)といっしょにお留守番だったよう。
仕事で多忙な日々を送る谷原だが、この日は『こどもの日』の家族サービスにてんてこまいだった。子供たちを代わる代わる抱っこして、ワニやカメのいる檻を覗き込ませてあげたり、せがまれると肩車してあげたり……。
妻の母が応援に来てくれていたとはいえ、元気な子供たち5人の相手を続けるその姿は、まさにスーパーイクメン!
野毛山動物園は、東京都内の谷原の自宅から、車で30分ほど。
「谷原は横浜市で生まれ育ちました。彼も幼いころから両親に野毛山動物園に連れてきてもらっていたそうです。動物園の帰りに中華街に寄り、食事をすることが楽しみだったと聞いています」(谷原の知人)
大はしゃぎだった子供たちも昼過ぎにはエネルギー切れになったようで、3歳の三男を抱っこして近くの駐車場に向かう谷原もさすがにお疲れ気味の表情だった。
だが彼は気を取り直したように、子供たちを乗せたワンボックスカーのハンドルを握ると、横浜・中華街のほうに向かっていった――。