「入山規制の続く箱根で、じつは意外な芸能人が胸を痛めているんです」(芸能リポーター・城下尊之さん)
火山活動が活発化する箱根山を不安な思いで見つめているのは、釈由美子(36)だ。釈の親しい知人がこう話す。
「箱根には、今年1月に亡くなった彼女の父親が“終の棲家”とした別荘があるんです。もともと、彼女と父親には深い確執がありました。ようやく和解したのが、わずか2年前のこと。父親は富士山が大好き。ようやく“普通の親子”になれた父親のために、彼女は富士山の見える温泉付きの別荘を箱根に買ってあげて、両親をそこに住まわせていました」
だが昨年10月、父親に肺腺がんが見つかった。釈の懸命の看護にもかかわらず、今年1月10日の深夜、父親は息を引き取った。そんな父親との思い出がたくさん詰まった箱根の別荘。そこへ起こったのが、箱根山の火山活動の活発化だった。
「それ以後、彼女は箱根には一度も足を運べていません。“遺品整理”も手つかずのままです……」(知人)
釈は「今は静かに見守るしかない。天国にいるお父さんに、1日も早くこの騒動が鎮まるようにお願いしています」と話しているという。願いは、天国に届くか――。