「錦戸さんは、人や周りをちゃんと見てくれている方で、座長として私たちを引っ張ってくれています」
そう語るのは現在、ドラマ『サムライせんせい』(テレビ朝日系・金曜23時15分〜)に出演中の比嘉愛未(29)。ドラマでは、錦戸亮演じる現代にタイムスリップした幕末の志士・武市半平太の仰天行動に共鳴していく村役場の職員・晴香を演じている。
「錦戸さんはグループとしての活動もあるので、お休みもほとんどないだろうに、誰よりも早く支度をして現場に入っているし、愚痴とか弱音は一切ない。無理にではなく、ナチュラルな笑顔を見せてくれるので、現場に緊張感が走ったときでも、錦戸さんが笑ってるとみんなホッとします」
同じく現代にタイムスリップして、記者として働く坂本龍馬を演じている神木隆之介とは8年ぶりの共演。
「前は朝ドラで姉弟役だったんですが、今でも私のことを『お姉ちゃん』って呼んでくれていて、『お姉ちゃん、何してるの?』っていじってくるので、私もいじり返しています(笑)。本当にかわいいんですよね。ピュアな部分は8年前と一緒。みんなに愛されるのもわかります。でもまだ22歳なのに芸歴は20年。私の先輩なんです(苦笑)」
ドラマも後半にさしかかり、半平太と村の住民たちとの距離も近くなった。
「見どころは錦戸さんの髷姿。女性なら萌えポイントですよね。コメディなので、笑えるし、ほっこりしますが、毎回、半平太が現代に生きる私たちが忘れてしまっている正義を教えてくれます。そこにジーンとしてください」