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「“宇多田ヒカルの活動再開時期が近づいているのでは”と音楽業界でも最近囁かれていました。だから、父の照實氏(67)や所属レコード会社が、あそこまでキッパリと活動再開を否定したことには逆に驚きました」と語るのはあるレコード会社社員だ。

 

12月8日、スポーツ報知が報じたのは《宇多田 来春活動再開》と題した記事だった。 宇多田は’10年12月のライブ以来、アーティスト活動を停止している。その彼女が約6年ぶりに始動するという内容だった。

 

だがその翌日、彼女の父で音楽プロデューサーの照實氏がツイッターで《全くのガセネタです》と完全否定。さらに所属レコード会社の担当者も、《来春にニューアルバムがリリースされるという報道がありましたが、そのような事実はございません》とコメントしたのだ。しかし、宇多田と親しい音楽関係者は言う。

 

「ヒカルが新アルバムの制作を始めていることは事実です。実は今年6月に東京でレコーディングも行っています」

 

昨年5月に8歳年下のイタリア人男性Fさんと再婚、今年6月末に男児を出産した宇多田。現在、家族3人でロンドンにて生活している。その彼女が臨月に“極秘帰国”していたというのだ。音楽関係者が続ける。

 

「そのときレコーディングしたのは、彼女が『差し入れカプチーノ』と仮のタイトルをつけている曲で、スタッフは『パーフェクトだった!』と絶賛。彼女も『来年の4月ごろにはアルバムを発表できればいいな』と、語っていました」

 

では、なぜ父や所属レコード会社は、あそこまで頑なに彼女の活動再開報道を否定したのか。前出の音楽関係者が続ける。

 

「アルバム制作の予定が当初より、大幅に遅れているのです。もちろん出産してまだ5カ月ですから、思った以上に育児が大変だったということもあるでしょう」

 

また、彼女がこだわりつつも、制作に難航している曲もあるという。

 

「“母になり、変わった自分”を目の当たりにした彼女は、“息子への愛”をテーマにした曲を新アルバムに入れたいと考えているそうです。ストレートに“子守歌”にするか、もしくは別のスタイルにするか。初めての試みに、彼女も曲作りに苦戦しているようです」

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