「竹内結子さんの茶々役は、NHK内でもかなり評判が高いですね。決して作りものではない純粋な美しさがあって、白い肌に赤い着物が本当によく似合っている。男性陣は色めき立っていますよ」(NHK関係者)
平均視聴率17%超えをキープするなど、依然として好調なNHK大河ドラマ『真田丸』。三谷幸喜(54)の手掛ける脚本は「戦国時代のホームドラマ」として人気を博しているが、ここへきて豊臣秀吉の側室・茶々を演じる竹内結子(36)の評価が高まっている。
秀吉の寵愛を受けるいっぽうで、堺雅人(42)演じる信繁とも深い絆で結ばれていく茶々。そんな “小悪魔”のような女性を竹内が演じたところ、「かわいすぎる!」とネットを中心に話題となっているのだ。
「大河初出演の竹内さんは気合いも十分。撮影前に自分で茶々に関する書物を探して読み込み、着物の着付けを学び、大阪城にも足を運んで役作りをしてきました。そして、現場でも体当たりの演技を見せています。三谷さんから『ボディータッチ多めで』とリクエストされると、堺さんの胸にもたれかかるなどのアドリブを披露。竹内さんもカットがかかると耳を真っ赤にして恥ずかしがっていましたが、緊張をいっさい感じさせない演技ぶりはさすがの一言でした」(前出・NHK関係者)
休憩時間も共演者やスタッフと談笑しているという竹内。堺とも率先してコミュニケーションを図っていた。
「もともと竹内さんは役者・堺雅人のファンで、堺さんについてすごく詳しい。読書好きな堺さんにオススメ本を聞いたり、出演映画の話で盛り上がっています。また堺さんも竹内さんに負けないほど歴史を研究してきていて、時代考証などについても熱心に話し合っている姿がよく目撃されています」(別のNHK関係者)
そんな2人の仲をさらに深めていることがあった。それは、内野聖陽(47)演じる徳川家康の存在だ。
「今回の家康は、今までとはまったくの別物。おとぼけキャラで心配症、ビビリな性格など、かなりコミカルに描かれています。三谷脚色が全開なことから、ネット上では“バカ殿”とまでいわれているほどです。そんな家康像に対して、“豊臣方”の堺さんや竹内さんの思いも一致。『あんな家康に豊臣が負けるわけにはいかないよね(笑)』と盛り上がっているみたいです」(前出・別のNHK関係者)
反・“内野”家康同盟で“恋仲”を深めた2人。当初は戸惑いもあったというが、今では息ぴったりの熱演ぶりを見せている。
「天真爛漫な茶々を追求する竹内さんのアドリブはどんどんエスカレートしていて、いい意味で主演の堺さんをたじろがせるほどです。視聴者からの手ごたえもバッチリで、当初の予定よりも出演シーンをだいぶ増やして編集されています。それでも上層部から『もっと出演シーンを増やして!』との要望が出ているみたいです」(制作関係者)
今後の『真田丸』では、さらにドキドキな展開が待っているかも!?