猛暑日が続いた8月7日の昼下がり。都内5つ星ホテルの屋外プールは、休日をセレブに楽しむ利用客で賑わっていた。
休日ビジター料金が14000円の高級プール。優雅な雰囲気のなか、本気のクロールで何往復も泳ぐ男性がひときわ目立つ。俳優の高嶋政伸(49)だった。
「高嶋は、NHK大河ドラマ『真田丸』での北条氏政役が“怪演”として評判になりました。プライベートでは、美元(37)との泥沼離婚後に再婚した女医の奥さんと今もアツアツ。二人で外出する姿がよく目撃されています」(芸能関係者)
そんな公私ともに絶好調の高嶋が“ガチ泳ぎ”を堪能したところで、黒い水着に身を包んだスタイル抜群の美女が近づいてきた。昨年再婚を報じられた14歳年下の夫人だ。
彼女は顔を水に付けることもままならないくらい泳ぎが苦手の様子。大柄な高嶋が、華奢な妻の体を水中で支えながらの“ラブラブ密着”レッスンは、1時間以上続いた。仲良く戯れながら愛妻に泳ぎを教える高嶋の表情には、幸せが溢れていた。
だが“カナヅチ”の夫人になぜそこまで熱心に水泳指導を……?都心の駅でタクシーを降りた高嶋本人を直撃した。
「えっ!?見てらしたんですか。妻はあまり泳げないから、元水泳部の僕が教えてあげようかと」
――プールということは、妊娠はまだですか?
「ええ、まだなんです。でも、こればっかりは授かりものですからね」
本誌記者の質問に終始にこやかに答えてくれた高嶋は、上機嫌で去って行った。
そんな高嶋の悲願は、父・忠夫(86)に「初孫の姿を見せてあげる」ことだという。プールデートと聞いて頭に浮かんだのが、“スイミング妊活”。実は今、水泳が“妊活”の一環としてブームの兆しなのだ。
「足や心臓に負荷をかけずに体を動かせる水泳は、妊活に適しています。また、女性の卵子は35歳を過ぎたあたりから老化していきますので、適度な運動習慣は必要不可欠です」(成城松村クリニック・松村圭子院長)
再婚から1年。元気な赤ちゃんを、父のみならずファンも心待ちにしている。