10月3日、乳がん闘病中の小林麻央(34)は自身のブログで、病状が最も深刻な“ステージ4”であることを明かしている。
≪「先生、私は治したいんです。奇跡を起こしたいんです!!」と言いました。先生は、2、3秒、間をあけて、「奇跡を起こすには、着実な一歩一歩を踏むことです。それなしに、奇跡は起こりません」と言いました。(略)5年後も10年後も生きたいのだーっ あわよくば30年!いや、40年! 50年は求めませんから≫
同じ日、さらに続けて“先生に会うまで、心の声を言えなかった”とも綴っている。9月1日に「なりたい自分になる」と題して始めたブログ。1回目では『癌の陰に隠れないで』と先生に言われたことによって、新たな一歩を踏み出すことができたと明かしている。
麻央が闘病生活を赤裸々に公表するブログを始めたのも、この先生の後押しがあったからだという。ここまで彼女が絶対の信頼を寄せる“先生”とは、どんな医師なのか――。
「40代前半の、有能な美人女医です。乳がんの専門医で患者さんからも、カリスマ的な人気があるようです。彼女が勤務する都内の有名大学病院では、外科に女医がいるのがそもそもめずらしい。しかし10年以上勤務しているということは、周囲からかなり評価されている証拠でもあります。臨床医としてはとても真面目で真摯に向き合ってくれるので、多くの患者さんから慕われているようです」(医療関係者)
麻央は転院を繰り返してきたことをブログで明かしている。やっと落ち着けたのは、緩和ケアや手術の是非、抗がん剤の選択まで行う “カリスマ女医”が主治医となったからだ。
「麻央さんとは年齢も近いですし、同じ女性として患者のメンタルケアも細やかにできるのでしょう。40代前半といえば外科医としては若手ですが、彼女は経験も積んでいますし体力的にはいちばん仕事をこなせる年代ともいえます。苦労して今の地位を築いてきた人ですから、麻央さんと向き合っているうちに悩みも分かち合い、『その気持ちをブログで伝えたら』とアドバイスしたのかもしれませんね」(別の医療関係者)
一致団結しているのは、家族だけではない。がんとの闘いに伴走してくれる心強い先生もいるのだ。
「麻央さんの先生は悩みを抱えた患者さんたちとメールアドレスも気さくに交換してくれたり、とても親身になってくれる方。私が診ていただいた当時はたしかシングルマザーで、小さなお子さんの子育て真っ最中だとも聞きました。ふだんはふんわりした雰囲気の方ですが、実はとても芯の強い女性なんだなと思った記憶があります」(元患者だった女性)
頼れる家族と主治医に支えられながら、麻央は奇跡に向かって歩んでいく――。