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「NHKから“これまで多大な貢献をしていただき残念ですが、今年の『紅白』出場は見送りとなりました”と正式に連絡があったのは、発表の前日、23日でした。事務所のスタッフが直接、本人に伝えると和田さんは相当ショックを受けたらしく、目にうっすらと涙を浮かべていたと聞いています」(音楽関係者)

 

今年のNHK紅白歌合戦の出場歌手が、11月24日に発表された。驚きだったのは、今回で出場40回目の節目となるはずだった、“大ベテラン”和田アキ子(66)の落選だ。その背景を探ると、さらに驚きの裏事情が――。

 

昨年は、51組の歌手が出演した紅白歌合戦。だが今年の出場歌手として発表されたのは、それより5組も少ない46組だけだった。

 

「今年は“なんとしてもSMAPに出演してもらいたい”というのがNHKの悲願。解散発表があった8月から、NHKは紅白への出演交渉を続けてきました。じつはその中で、SMAPの5人にNHK側の“熱意”を示すため、昨年よりも出場歌手を減らし、SMAPの“出演枠”を確保したのが、今回、出場歌手が5組も減った理由なんです」(NHK関係者)

 

紅白での歌手1組の持ち時間は約3分といわれる。つまり、“奇跡の出演”が実現した場合のため、NHKは3分×5組=15分をSMAPのために確保しているということ。だが、5組も出場枠が減った影響は小さくなかった。

 

「もっとも煽りを受けたのが和田さんなんです。例年どおりであれば、確実に和田さんは“当確”でしたが……。ただ、理由はそれだけではありません。じつはNHKは、毎年独自に“紅白で見たい歌手”を調査しているんです。順位は極秘ですが10年ほど前までは、和田さんは必ず20位以内に入っていました。それが近年は名前が入らない年も多く、NHK側も“いつかは……”と考えていたんです」(制作関係者)

 

落選が決まった和田は、《今回、この様な形になり、とても残念に思っております。40回という節目でもありましたので、正直悔しい気持ちもあります》とコメント。無念の気持ちを吐露した。

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