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「薬物疑惑の報道が最初に出たとき、成宮さんが泣きついて、今後の身の振り方を相談した人物がいるんです」(プロダクション関係者)

 

昨年12月、写真週刊誌『FRIDAY』に薬物使用疑惑を報じられた後、芸能界を引退した成宮寛貴氏(34)。現在は海外にいるという成宮氏だが、その人物は渡航先のアドバイスもしたという。

 

「過去に著名な舞台演出家のマネージメントもしていたこともある芸能事務所のA社長(58)です。A社長は彼に芸能界引退をアドバイスし、マスコミへの直筆の挨拶文も考えたそうです」(前出・プロダクション関係者)

 

2人は成宮氏がデビューする前からの付き合いだという。

 

「出会いは彼が新宿の飲食店でアルバイトをしていた10代のころ。当時、彼は弟の学費を稼ぐため、昼夜を問わず仕事をしていました。社長が出入りする店で見かけた彼の姿に、若いころの自分を重ねたのでしょう。自分のところより大きくてチャンスがある芸能事務所社長を紹介するかたちで、芸能界入りさせました」(芸能関係者)

 

デビューしてからも、A社長は折に触れ、“後見人”として彼の相談に乗ってきた。今回の引退騒動でも、A社長はまずシンガポール行きを指示。その後、12月下旬に、成宮氏はA社長と相談したうえでインドネシア・バリ島へ移動したという。

 

「バリ島にはビザが切れる3月まで滞在するようです」(前出・プロダクション関係者)

 

気になる成宮氏の今後だが、本人は俳優復帰を希望しているという。

 

「成宮さんとしては引退報道のとき、ネットを中心に彼を支持するファンの声が大きかったことに応えようという思いもあるんでしょう」(前出・芸能関係者)

 

しかし、自分の都合で引退した芸能界に復帰することは容易なことではない。A社長にはいったい、どんな復帰計画があるのか。

 

「舞台に明るいA社長のことです。今後は彼の事務所に所属し、テレビではなく舞台から復帰させるのが早道だと考えているようです。世論の動向を見極めるにしても、早くて半年後でしょう。周辺の関係者には成宮さんから『騒ぎが落ち着いたら、これまでどおりお願いします』という連絡も来ているそうですから、復帰は本気だと思いますよ」(前出・プロダクション関係者)

 

とはいえ、まずは自らの口でこれまでの経緯をきちんと説明しないと、世論を納得させることは難しいだろう。

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