「選手生活の晩年に見せた辛そうな表情を覚えていますから……。心の底から楽しそうに演技する真央ちゃんの姿を見て、涙が出てしまいました。本当に美しい、心に響く滑りでした」(会場にいた女性客)
競技者として引退した浅田真央(26)。7月29日に始まったプロスケーター初仕事『THE ICE 2017』で、見事な演技を見せた。
「出演料は競技者時代の2倍になっているそうです。1日あたりメインで200万円、ゲストでも150万円ほどになったと聞いています」(スポーツジャーナリスト)
ちなみに先輩・荒川静香(35)が、引退翌年に出演したアイスショーは61回。仮に同程度、浅田が出演すれば、それだけで1億円ほど稼げることになる。リンク外での収入もある。
「CM出演料に関しては、4~5千万円まで上がっています。引退時点で彼女がCMやイメージキャラクター契約を結んでいた企業は9社。引退後もスポンサー離れは起きていません」(スケート関係者)
引退後の荒川選手のようにテレビ番組などに、積極的に出演すればさらなる収入増も。
「テレビの出演料も、倍の300万円になったそうです。今までは出演料やスポンサー料から、一定の割合をスケート連盟に収めていましたが、今後はそれもなくなります。さらにコーチ費用やリンク使用料も、選手時代ほどはかからなくなる。現役時代から2億円以上の年収があったと言われる浅田さんですが、プロになれば倍の4億円は見込めると思います」(前出・ジャーナリスト)
荒川は、引退後に推定2億5千万円の豪邸を無借金で建てた。だが荒川と浅田には大きな違いがあるという。
「24歳で金メダルを取ってから、国民的なスターになった荒川さんと違い、真央ちゃんは10代のころから常に世間の注目を浴びてきました。いわゆる『青春』というものがないに等しかったし、十分働いたという感覚はある。普通の女の子として、勉強、恋愛だってしてみたいと考えても不思議ではないでしょう。いずれ日本を離れ、海外の大学に入るという選択肢もあるかもしれませんね」(別のスケート関係者)
国民の期待を背負ってきた浅田。これから自分のための人生を楽しんでほしい。