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「私と直虎は似ている部分はわりと多いと思います。どちらかというと深く考える前に一歩踏み出してしまうところとか」

 

そう話すのは、1月8日(日)にスタートした大河ドラマ『おんな城主 直虎』でヒロイン・直虎を演じる柴咲コウ(35)。ドラマでは家督を継ぐべき男性たちが不幸に見舞われる中で、井伊家を守るために奮闘。その姿は現代に通ずると彼女は言う。

 

「女性の社会進出もそうですし、多様性のある社会をと言われながら多様化していない社会。そんな矛盾を抱えている現在だからこそ直虎の生き方に共感してもらえる部分はたくさんあると思います」

 

史実は少ないが、戦国時代に女性ながら一族を背負い、徳川幕府を支えた名門・井伊家、直虎のシンボルカラーは“赤”だそう。

 

「困難を乗り越えていく直虎には、情熱や信念を表す赤がぴったりだと思いますね。強いながらも優しさを兼ね備えた朱のような色も似合いそうだなと思っています」

 

直虎を支える4人の男たちのなかでも、幼なじみを演じるのが三浦春馬(26)と高橋一生(36)だ。2人の印象を彼女はこう語る。

 

「春馬くんは笑顔の似合う好青年。あの笑顔を見ると何年か生きていけそうな(笑)。一生さんは役柄同様、最初は表情が読み取れませんが一転すると、素敵な笑顔をお持ち。お2人とも頼りにしています」

 

お家のために、リーダーとなる道を選んだ直虎。その生きざまを、彼女は自分自身と重ね合わせる。

 

「結婚して家庭を持つのではなく、城主として生きていくんだという直虎の選択に覚悟を感じました。昨年からは“今年、飛躍するため”の準備を重ねてきました。大河では直虎を演じることを通じて、女性に生きる勇気を届け、彼女が持つ強さと優しさをきちんと表現したいです」

 

’17年は、大河ドラマで大輪の“赤い花”を咲かせる!

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