映画『無限の住人』(4月29日公開)では、主演の木村拓哉(44)が不死身の人斬り・万次を、杉咲花(19)が、万次にかたき討ちを依頼する少女・凜を演じる。2人の間に流れるのは、撮影現場で全身全霊でぶつかり合ったからこそ生まれた、信頼し合っている者同士の空気!世代を超え、信頼関係を築いた2人が、撮影現場の舞台裏を明かしてくれた。
木村「周りは威勢のいいスタッフで、キャストも荒くれ者に扮した個性的な男の俳優ばかりだったけど、現場はどう思ってたの?」
杉咲「最初はどうしようと思っていました。お話をいただいたときから不安で。でもそんな思いを持って現場に行ったら、余計に小さくなってしまいますし、相手に失礼だしと思いながらも、クランクインのときは、怖くて足がブルブル震えていました(笑)」
木村「そうだよね。子ウサギがバターやジャムを塗りたくられた状態で、肉食獣のなかに放り込まれた、って感じだったもん(笑)」
杉咲「すごい体験でした(笑)」
木村「あ、もらったロウソク、まだつけないで大事に持ってるから」
杉咲「母が作ったアロマキャンドルです。ありがとうございます」
木村「お返ししてなかったね」
杉咲「いえ、もうたくさんご飯に連れていっていただきました。豚しゃぶに10回も!」
木村「数えてたの?(笑)」
杉咲「いえ(笑)。だいたい10回くらいかな、と」
木村「だいたい、ね(笑)。なんか変わってるよね。天然ではないと思うんだけど。いや、天然なのかな?でも一つ一つ真面目にやってるよね?」
杉咲「真面目です。フフフ」
木村「『好きな色は白』って聞いたときも『えっ?』って思った。いつも全身真っ黒なモード系のかっこうしているのに、って(笑)」
杉咲「(爆笑)」
木村「(撮影地の)京都はおいしいところ、いっぱいあったね。また、行こうね」
杉咲「はい。お願いします!」