Instagramを中心に話題沸騰中のイラストレーター・横峰沙弥香さん。2015年に産まれた愛息「まめちゃん」の爆笑成長記録を、ほっこりするイラストとともに本誌で連載!
数カ月前から始まり、依然、私の頭を悩ませている「冷蔵庫を開けようとする息子と私との戦い」。
食べ物で遊ぶことと、冷蔵庫を開けるのはダメだと口を酸っぱくして言い聞かせ続けているため、今では勝手に冷蔵庫を開けようとすることは無くなりました。
が、息子の中では「ママが自分のために冷蔵庫を開けてくれた」ことにすればOKらしく、毎日あの手この手を使って冷蔵庫を開けさせようとしてきます。
■パターン1
冷蔵庫の前でママを呼んで手をとり、さりげなくとってに手をかけさせる。
このときのポイントは超絶笑顔です。
■パターン2
ママと二人で遊んでいるときに、ママに優しい。
ママが「チューして♪」と言えば機嫌よくママのほっぺにチュー。「ママのこと好きな人~」と聞けば、勢いよく(半ば食い気味に)手を上げて元気に「ハーイ!!」。普段そっけないくせに、このようにサービス精神たっぷりのときはこの後、高確率で冷蔵庫に連れて行かれます。
またこのような場合、冷蔵庫の中に美味しいものがあることを知っている場合が多いです。
■パターン3
これは一番驚いた新しいパターンです。
ママを冷蔵庫の前に連れて行き、とってに手をかけさせるところまではパターン1と同じ。そこで息子、おもむろに拍手を始めました。
……!?!?
最初は何が何だかサッパリだったのですが、先日夫と遊ぶ息子を見ていてピンときました。
息子が上手に踊りを踊ったのを見て拍手喝采で褒めちぎる夫。すると気を良くした息子は調子に乗ってなんどもなんども同じステップを繰り返していたのです。
そう、
息子は私を褒めれば気を良くして冷蔵庫を開けてくれるんじゃないかと踏んだのではないでしょうか!?
まさかの「褒めて伸ばす作戦」!!
実際のところ本当にそうだったのかはわかりませんが、目をキラキラさせて私に拍手を送り続ける息子を見てしまったら……
開けてしまいますよね。
そして、あげちゃいますよね、ヨーグルト。
一切の息子にいいようにあしらわれてしかもデレデレと喜んでいる私、大丈夫なんだろうかと心配になりますが……。
今回に限り息子の作戦勝ちということで、ここはひとつ。