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皆さん、こんにちは!はちみつ姉妹です。すっかり涼しくなり秋めいてまいりましたね。秋は、美味しい食材が沢山あり食を楽しむのにいい季節です。そこで今回は、はちみつを使うことでお料理をもう一段階美味しいものにするさまざまな効果についてお話したいと思います。

 

まず最初に、肉料理にはちみつを使う方法です。はちみつをお肉を漬け込むことでジューシーで柔らかくなるというのは有名な話だと思いますが、なぜ柔らかくなるのでしょうか?

 

その理由は、ハチミツの糖の主成分である“果糖”“ブドウ糖”“プロテアーゼの分子”がたんぱく質や筋肉の間に入り込むことでタンパクの凝固・凝集を防ぎ、お肉が柔らかくなるのです。またはちみつの糖分が加熱した際にカラメル化し、肉の表面をすばやく焼き固める作用があり、肉汁が逃げ出さずにジューシーに仕上がるのです。またはちみつに漬けたお肉は、冷えても固くなりにくくなります。

 

では、魚料理にはどうでしょうか。もちろん、魚料理にもはちみつは効果を発揮します!特にオススメしたいお料理方法は「煮魚」です。煮魚を作る際、お砂糖の代わりにはちみつをお使い下さい。なぜなら、はちみつには砂糖にはない“蟻酸(ぎさん)”という酸が含まれており、お魚の匂いの原因を抑える働きをするからです。

 

そしてさらに、日本人の主食であるご飯を炊く際にもはちみつは大活躍してくれます。ご飯を炊くときに、はちみつを加えると酵素のはたらきででんぷん質が分解されてふっくらと甘みのある炊き上がりになります。(※お米2合当りに、小さじ1杯が目安)

 

でも……お料理にハチミツなんて使ったら、折角のお料理が甘くなってしまうんじゃないか?とご心配な方、どうぞご安心下さい。適量でお使いいただければ、味に影響はありません。それどころか、はちみつの持つ性質によって、上記でご紹介したようなさまざまな効果が期待できるのです。はちみつをお料理に正しく適量で使うことにより、一層美味しく楽しいお食事をいただくことができます。

 

とても簡単で美味しく仕上がるはちみつ入り料理。下準備、隠し味、代替といった使い方で、色々な料理にはちみつの効果を活用してみて下さい。

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