9月3日に予定されている安倍内閣改造で、初入閣の有力候補とみられていたのが橋本聖子参議院議員(49)。しかし、8月20日発売の『週刊文春』で、彼女がソチ五輪後の打ち上げの席で、フィギュアの高橋大輔選手に“熱烈キッス”する仰天写真が掲載。
日本選手団の団長だった橋本議員は「キスの強制はない」とセクハラを否定。“被害者”の高橋選手も会見で「パワハラ、セクハラだとは思っていません」と21歳年上の団長を庇ったが……。
「スケート連盟会長、’20年の東京五輪組織委員会の理事を務める彼女は、五輪担当大臣が有力視されていました。 橋本議員が大臣になることでスポーツ界での彼女の地位が盤石になることを恐れた五輪関係者が、キス写真を流したようです。これで、彼女の大臣就任は微妙な状況になりました」(自民党関係者)
そんな橋本議員の入閣黄信号で、チャンスが到来したのが丸川珠代議員(40)だ。
「テレビ朝日のアナウンサーだった彼女に、政治家転身を口説いたのは当時、官房副長官だった安倍首相です。それ以来、相思相愛の仲。首相に心酔しきっている彼女は『安倍総理のために命を懸ける』と発言するなど、普段から猛アピールしていました」(前出・自民党関係者)
今回の入閣にもがせん色気をみせていた彼女だが、これまで参議院には橋本議員という“強力な先輩”の存在があった。
「当選回数からから言えば、橋本議員が選ばれるのが妥当でした。いくら丸川議員が安倍首相のお気に入りでも、この序列を覆すのは相当難しい。しかし、橋本議員のスキャンダルが報道されたことで、大臣レースは混戦状態に。普段はおしゃべりな彼女が急に口数が少なくなったのも、入閣が現実味をおびてきたからでしょう」(前出・政治部記者)
丸川議員の「高笑い」が聞こえてきそうだ。