韓国語を勉強するときに最初にぶつかるのがハングル。呪文のように見えますよね。でも諦めないでやっと読めるようになった!と思ったら次に立ちはだかるのは単語の壁。せっかく大好きな俳優やアーティストが出演したドラマのセリフや歌詞も、音を追うだけでなく意味まで理解したいという方が大部分だと思います。そんな方も、これから勉強を始める方にもぜひオススメしたいのが『ヒボン式かんたんハングル』(収穫社/著・康熙奉)。
同書の最大の特徴は“日本語の知識を生かしてハングルを覚える方法”!現在様々なハングルテキストがありますが、なかなか取り上げられない漢字との関係。カタカナやハングルで見ると気づかないかもしれませんが、少し前まで韓国の新聞には漢字が使われていました。また、ハングルは表意文字ではないので漢字の助けが必要なこともしばしば。つまりこのポイントをおさえるだけでグンと韓国語力はあがります!
〔本書で解説している法則〕
1.ひらがな1つの法則
ひらがな1つで発音する漢字は、
多くの場合でハングルでも読み方が日本語と同じです。
〔漢字〕 〔日本語読み〕〔ハングル読み〕
可 か カ
区 く ク
2.似ている「ん」の法則
日本語の読み方が「~ん」で終わる漢字は
ハングルでも読み方がとても似ています。
〔漢字〕 〔日本語読み〕〔ハングル読み〕
安 あん アン
印 いん イン
3.似ている「約束」の法則
日本語の読み方が「~く」で終わる漢字は
ハングルでも読み方がとても似ています。
特に、「約束」はハングルでも「ヤクソク」と読みます。
〔漢字〕 〔日本語読み〕〔ハングル読み〕
約 やく ヤク
束 そく ソク
4.「つ」が「ル」になる法則
日本語で「~つ」と読む漢字のほとんどは、
ハングルでは「~ル」という読み方になります。
〔漢字〕 〔日本語読み〕〔ハングル読み〕
室 しつ シル
屈 くつ クル
いかがですか?これだけでもすでに読めるようになった気がしませんか?こうして法則を覚えていくと、初めてみる単語でも自然と意味が分かるようになるはず!
できれば家の中だけで勉強するより外で、なによりも韓国現地で使いたいですよね。でも、語学のテキストは大きくて分厚くてちょっとかさばるからお出かけのカバンには・・・という経験もあるのでは?なんと同書はそんな悩みも解決してくれるんです!
試しにB5サイズのノートと比較しました。ひと目で分かるコンパクトさとスリムさ。濃い内容がぎゅっとつまってこのサイズはとても嬉しいですよね。
“漢字”や“法則”というキーワードから、中級者向けに思えるかもしれませんが、もちろんハングルを読むところから詳しく載っているので初めて勉強する方もこれ一冊で初級から中級以上までサササッと習得できるはず!
超画期的な『ヒボン式かんたんハングル』でスピーディーにレベルアップを目指しましょう!
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『ヒボン式かんたんハングル』
著・康熙奉
定価 1,100円+税
ISBN978-4-906787-05-0 C2087
発行:株式会社収穫社
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