雑誌編集者として数々の企画を打ち出し、マツコ・デラックスさんらとゲイカルチャーをけん引してきたブルボンヌさん。女装ライターにしてパフォーマーの“彼”に、同性愛&女装を楽しく理解するための映画を紹介してもらった。
『チョコレートドーナツ』(2012年・アメリカ)
「ゲイカップルがダウン症の子どもを育てる、実話にヒントを得た話。“お涙ちょうだい感”があるけど、誠実に作られた感動作よ。悲しくもありながら、見ると勇気がもらえるすばらしい作品です」
*Blu-ray(4700円税別)&DVD(3800円税別)発売中
『キッズ・オールライト』(2010年・アメリカ)
「レズビアンのカップルが、精子バンクから同じ精子を得て男女1人ずつ子どもを産み育てる家族の話。同性カップルの子育てという特殊な家庭環境について、子どもの立場、親の立場からいろいろ考えさせられます」
*DVD(オリジナルバージョン)発売中 3800円税別
『プリシラ』(1994年・オーストラリア)
「私たちのようなド派手な女装が好きな人には絶対おススメ。オーストラリアの大地をバスで移動して、ショーを興行して回るロードムービーなの!ショーではディスコミュージックが使われていたりしていて、とにかくアガる1本ね」
*DVD発売中 1419円税別
『パレードへようこそ』(2014年・イギリス)
「’80年代の英国でゲイやレズビアンのグループが、サッチャー政権下の虐げられた炭鉱労働者を応援するの。全く違う立場の人たちが、つながっていける希望を描いた、感動実話の映画化よ!」
*4月よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開
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