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皇室の将来までも左右しかねない憲法改正の気運、そして天皇陛下の「生前退位」のご意向。東宮家の長女・愛子さまのご成長はもちろん、独身の女性皇族たちの今後とお立場が、いま注目されている−−。

 

7月初旬の午前11時前、東京・丸の内にある入場無料の博物館「インターメディアテク」(IMT)に出勤された秋篠宮家の長女・眞子さまは、地味なグレーのパンツスーツに、大きな“アラレちゃんメガネ”をかけていた。同施設は飲食店などのテナントが数多くあり、カメラを首に下げた観光客も少なくない。厳重な警備のなか、眞子さまは車から降りると、足早に建物に入られた。秋篠宮家関係者が話す。

 

「4月から東京大学総合研究博物館で特任研究員として働いておられます。週3日、1日7時間ほどの勤務で、主にパソコンを使ったデスクワークをされているようです」

 

昨年までは英国レスター大学大学院に留学して博物館学を学ばれていた。ベテランの皇室担当記者は、眞子さまのご成長ぶりに目を見張る。

 

「そういったアートの専門知識は、ご公務の現場でも生かされ始めています。たとえば、5月30日には、上野の森美術館で日本とブータンの外交関係樹立30周年を記念した『ブータン しあわせに生きるためのヒント』展を秋篠宮さまと一緒にご覧になりましたし、今後も、芸術を通した国際親善の場で活躍が期待されます。また6月15日には『日本工芸会』の総裁に就任されましたが、これまでのご努力が伝統工芸の作家の方々にまで、広く認められたということでしょう」

 

国際親善では、中南米の国々への眞子さまならではのアプローチも期待されている。

 

「昨年12月の中米エルサルバドル、ホンジュラスご訪問は、現地の新聞でも大きく報道され、初の海外公式訪問としては大成功だったと言えます。さらに今年の9月には約10日間のご日程で、南米のパラグアイへの公式訪問が予定されています。かつて両陛下が南米をご訪問された際、美智子さまが体調を崩されたことがありましたが、移動距離などのご負担を考えれば、若くても経験豊富な眞子さまが、まさに適任ということになりますね」

 

国際親善には事前に相手国の文化を詳しく学ばれるが、そういった“宿題”にも積極的に取り組まれるだろう。前出の秋篠宮家関係者が話す。

 

「ご公務や博物館のお仕事だけではありません。母・紀子さまがご公務でお忙しいときは、弟・悠仁さまのお世話をされますし、妹・佳子さまの勉強のアドバイスまで……」

 

あるときはメガネをかけた博物館職員、またあるときは華やかなドレスをまとったプリンセス……。今の眞子さまは、まさに“スーパーガール”のようなご活躍ぶりだ。

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