image

【Q】「私の夫は、何でも『お金、お金』というタイプ。稼ぐことだけが生きがいで、いくら稼いだかで人を判断します。そんなお金にきゅうきゅうとした夫と一緒にいるのがつらいです」(かのこさん・35・パート・東京都)

 

【A】「お金にきゅうきゅうとすることは、人としてとても大切」(蛭子能収)

 

お金にあくせくして、何がいけないんですかね。オレも67年間、ずっと金に縛られた人生です。しかも持っているお金を少しでも増やしたいからギャンブルをするんです。人間としてとても大切なことだと思いますよ。これは小さいときから何も変わっていません。

 

母に小遣いをねだってよく駄菓子屋に行きました。そこで5円のアメ玉のくじを引くんですよ。アメが食べたいわけじゃないですよ。そこで5円以上の大きなアメをとることが大事なんです。そのくじをずっと見ていたら、アタリには目印が付いていることを発見したんです。

 

それ以外にも、小学校のとき、友達と地元の祭りの手伝いをしてお駄賃をもらったことがあるんです。でもオレは手伝った日数が少なかったから、友達より300円も少なかったんです。それが悔しくて泣いてしまったんですが、今でもじくじたる思いです。お金にきゅうきゅうとする人に、魅力を感じないあなたがいけないんです。

 

 

【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』まさかの書籍化決定!】

建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊!当コラムをまとめた『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)は6月17日発売。ただいまAmazon、楽天、セブンネットショッピングほかネット書店にて予約受付け中です。

詳しくは特設ページを。

http://goo.gl/0A4DjB

関連カテゴリー: