「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(69)が、本誌読者からの相談に答える!
【Q】「小学校の教員ですが、モンスターペアレントに悩んでいます。いじめを目撃したので、児童に注意したところ、両親から“いいがかりだ!”と。学芸会の配役や、通信簿にもクレームばかり。教師のプライドがズタズタです」(カマッチさん・29・小学校教員・神奈川県)
【A】「父親は学校教育に口出しするべからず」(蛭子能収)
先生としてプライドがあるんだったら、親にきちんと説明したほうがいいですよ。クレームをつけたら、相手が言うことを聞くと思われるのはマズイですよね。
オレは、子どもが学校に行ったら、先生に任せるものだと思っていました。たたかれようが文句を言うべきではないと。そんな覚悟があってもいいと思いますよ。まして父親がクレームをつけるのはおかしいです。父親は、自分の仕事をまっとうするべき。問題がこじれますから、生徒の父親が校舎に入ることを禁止すればいいんですよ。
とはいえ、オレもクレームをつけることがあります。年末になると商店街で買い物したときに、福引券をくれますよね。それが店員によっては福引券をくれない人がいるんですよ。とくに、いなりずしとか、安い買い物したときは福引券をくれないことが多いんです。そういうときは、ちょっと大きな声で「くださいよ!」と文句を言います。福引券をくれない店員にも、もっと仕事に対するプライドを持ってほしいですね。
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建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊! 当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。
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