「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(69)が、本誌読者からの相談に答える!
【Q】「部下を怒るとき、カーッとして、つい声を荒げてしまいます。言い過ぎてしまい自己嫌悪に陥り、後輩とも微妙な空気に……。上手な怒り方を教えてください」(バイカー摩周子さん・42・OL・兵庫県)
【A】「女性はみんな豊田議員みたいにキレるもの」(蛭子能収)
上手な怒り方を聞かれても、オレがキレたのは30年以上前のこと。「サラダが来ていないよ!」と、ファミレスで怒鳴って以来、怒ったことがありません。怒っても楽しくありませんからね。
この前、ハワイに行ってきましたが、オレが着ていた「しまむら」のTシャツを見て、現地の人がゲラゲラ笑うんです。Tシャツにはニューヨークの地下鉄の案内図が描かれているだけで、なぜ笑われたのかわかりません。けど、人に笑われてもオレはキレません。笑ってくれてうれしかったくらいですよ。
キレるといったら、豊田(真由子)議員が元秘書の人に放った暴言が話題になりましたね。確かに彼女は言いすぎかもしれないけど、死んだ女房も今の女房も、競艇に行ってばかりのオレに、すぐキレていたから、女性はみんな豊田議員みたいな一面があると思っています。
そもそも部下に好かれる怒り方などありませんよ。上手に怒るとか、感情をコントロールするなんて、気持ち悪いからしないほうがいいですよ。
【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』たちまち4刷&電子書籍化!】
建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊! 当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。
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