一年の中で一番日が短い冬至を過ぎると、どんどん日がのびていきます。
冬のあいだは15時を過ぎるとパネルに日が当たらなくなって発電がストップ。
でも最近は16時を過ぎてもチャージングボタンが点灯しています。
といっても、まだまだ寒い日が続いていまして、霜はおりますし、先日は雪が降ったくらい。
初めて太陽光パネルに雪が積もりました!
発電量をチェックすると、雨の日と変わらず590Wでした。
雪が積もっても微妙に発電するところが太陽光パネルの不思議なところです。
ちなみに翌日はパネルの雪が溶けるときに、汚れを洗い流してくれたようで、過去最高の8.03kWhという発電量をたたき出し、夫婦で大興奮しました!
電力が底を尽くのではないかと心配していた冬でしたが、鉛色の曇りが続く日も、寒い雨の日も、しんしんと雪が降る日も、いまのところ無事に乗り越えることができています♪
春の暖かな日差しが待ち遠しい今日このごろです。
前回の第5灯で、太陽光パネルのあれこれについてお話いたしました。
発電量を増やすポイント、お手入れ、電力の計算方法などなどです。
保険のお話もしました。
我が家は“完全”電力自給ですので、なにかあったときに電氣というライフラインが止まることが心配される暮らしです。
そこで、家の火災保険に入るときに、オフグリッドハウスにふさわしい保険内容にしていただきました。
太陽光パネル以外にも、蓄電池、インバーター、充電コントローラーなどの独立電源システムそのものを家の一部とみなしてもらったのです。
火事が起きても、雷が落ちても、雹が降っても、隕石に衝突されても、保険金がおりるので安心です。
担当者に電力自給の家であることを伝えると、最初は戸惑われていましたが、意外にもすぐにOKが出ました。
太陽光発電を導入しているお宅は少なくないですし、太陽光パネルを保険の対象にしているものも多いので、そこまで特別には映らなかったようです。
ですので、もしみなさんがオフグリッドな暮らしを選択される場合も、手続きはスムーズかと思われるので安心してください!
さて、このパネルなのですが、なぜたった8枚なのかという質問をとにかくたくさんいただきます。
我が家の一日の電力使用量はおよそ3kWh。(最近は電力が余るので4,5kWh使っています。)
パネル8枚で一時間につきおよそ2kWhを発電して、一日6~7kWhの発電量が見込まれます。
十分足りることと蓄電もできることを考えて、8枚にすることにしました。
実は、設置する際に当初12枚で提案されました。
夫婦で話しあい、そんなに必要ないのではないかという結論に至り、4枚カットして8枚でスタート!
しかしながら、太陽光発電を導入されている方々からすると、この8枚という数字はとても心もとなく感じるようです。
よく次のようなことを聞かれます
「なぜこんなにパネルの数が少ないのですか?」
「パネルの枚数を増やして売電することは考えなかったのですか?」
みなさん、このあたりに疑問や疑念や不思議さが湧きおこるようです。