2月14日のバレンタイン・デーにちなみ、今週の「韓ナビ!」は、韓流STARの“初恋”秘話を大特集!
青春の一ページを彩る思い出の数々を、甘くてほろ苦いエピソードとともにご紹介します。まずは、新作映画『宿命』の公開が待ち遠しいクォン・サンウ(31)から―。
「自分の恋愛は、追われるよりも、追うことのほうが多い」かつて、韓国のトーク番組で、こう話していたサンウ。彼の初恋は、役者の下積み時代。バイト先に向かう地下鉄の車内で、恋は芽生えた。
「ソウルに上京して間もなく、地下鉄の中で見かけた女性に、一目惚れしたんです。彼女と話したい一心で、勇気を振り絞って、『次の駅で降りていただけませんか?』と声をかけたのですが……」
突然の出来事に、困惑の表情を浮かべ、押し黙る彼女。そこで、次にサンウがとった行動とは!?
「駅に着くと同時に彼女の手をとり、半ば強引に、電車から降ろしてしまったんですよ(笑)。そこで、電話番号を記したメモを渡し、『今夜9時に電話をください』と……」
約束の時間にベルは鳴らなかったものの、「夜11時を過ぎて、彼女が電話をくれたんです。それがきっかけで、彼女とはその後、1年ほど交際しました」(以上、SBSテレビ『夜心萬萬』より)
そのサンウと、映画『宿命』で共演するソン・スンホン(31)は、やはり韓国のトーク番組で、こんな告白を……。
「今までに僕が愛した女性は3人だけ。そして、僕は必ず初恋の人と結婚します!」
ふだん、あまり異性の話をしない彼の“爆弾発言”は、ファンの間でも大きな話題に。「彼の発言を受け、韓国の芸能マスコミは、初恋の相手探しに乗り出しました。
しかし、それから3年が経過した今も、彼が突然“結婚宣言”した相手は謎のままです」(韓国のスポーツ紙記者)
今年7月5日に日本公開予定の映画『スピード・レーサー』で、ハリウッド進出を果たしたRain(25)は、韓国メディアのインタビューで、「毎朝、高校の通学バスで一緒になる女性が初恋の人でした。彼女は色白で、いつもほのかなシャンプーの香りを漂わせていました」と高校時代の初恋話を披露。毎朝、バスに乗り合わせる彼女に告白を決意した彼だが、「その日の朝は、なぜか彼女がバスに乗っていなかったんです。以来、二度と彼女の姿を見ることはなかった。一度も話しかけることなく終わった“片思い”ですが、10年経った今でも、忘れることができません」
Rainに続き、映画『Laundry Warrior』でハリウッド進出するチャン・ドンゴン(35)も、初恋は片思い。
「ドンゴンには高校時代、ずっと憧れていた同級生がいましたが、ウブな性格ゆえに、結局、告白できないまま卒業を迎えてしまったそうです。今でも、その性格は変わらず、バラエティ番組で、初恋相手を呼ぶ企画を立てたときは、激しく動揺していました(笑)」(韓国のテレビ関係者)
初恋には、切ない思い出もつきものだ。昨年10月、建設会社の御曹司(33)と結婚した女優、キム・ヒソン(30)は、韓国紙にこんなエピソードを明かしている。
「初恋は高校2年生のとき。相手は4歳年上で、3年ほど交際して別れてしまったのですが、今でも、彼に初めて連れていってもらったカフェの前を通ると、当時のことを思い出して辛いんです」
人気グループ『神話』のエリック(28)は、高校時代、移住先のロサンゼルスで、小学校時代の同級生と再会。「実は、その同級生こそ、エリックの初恋の人だったんです。慣れない土地で再会を果たした2人は、たちまち意気投合し、交際を始めました」とは前出のスポーツ紙記者。「しかし、エリックがその直後に『神話』のメンバーとして帰国することになり、彼女との別れを迎えることになってしまった。
この失恋は、かなり尾を引いたようで、彼自身『次の恋まで、相当な時間を要した』と話しています」
若き日の大失恋を、「ほろ苦い思い出」として胸に抱き続けているのは、今春、7枚目のシングルをリリースするリュ・シウォン(35)。
学生時代、友人の紹介で知り合った女子学生と交際していた彼。2人は誰もが認めるお似合いのカップルだったそうだが、彼の22歳の誕生日に、その“悲劇”は訪れた。
前出のテレビ関係者が語る。「この日、彼はクラブを貸し切り、仲間と盛大な誕生パーティを開催していました。もちろん彼女も参加しましたが、いつものようにダンスに誘っても、『すぐ戻るから待っていて』と言い残し、いっこうに会場に戻る気配がない。
しばらくして、外に様子を見に行った彼が目撃したのは、彼女と別の男友達のキスシーンだったそうです」
後に、シウォンはこのエピソードを、こう回想している。「彼女のことが本当に好きだったから、とてもショックでした。その日は、友人に囲まれながら、明け方まで泣き明かしたことを覚えています」
淡い雪のように消えてしまう恋だからこそ、その思い出は、深く心に刻まれるのかも。