最高視聴率42.2%、平均視聴率32.9%を記録。2012年度の韓国歴史ドラマ視聴率ランキングナンバー1の韓国ドラマ『太陽を抱く月』のミュージカル版が、ついに日本上陸!
原作は、『成均館儒生たちの日々』などを執筆した作家チョン・ウングォルの同名小説。若き王イ・フォンと巫女ウォルとの哀しくもせつない恋物語を描いた宮廷ロマンスだ。
主演を務めるソンジェは、ヒロイン・ヨヌに向け「一途で純真な愛」を貫く若き王を、時にはコミカルに、時にはせつない表情と情熱的な歌声で見事に表現。
完璧なルックスと、一国の王という名実ともに韓国最高の男という設定を、スーパーアイドルグループ「超新星」ならではの、抜群のアイドル&カリスマ性で観客を喜ばせた。
とくに、ヨヌとウォルに扮したリナとのラブシーンでは、キュートなキスシーンや“お姫様抱っこ”を披露し、会場の女性ファンから悲鳴のような歓声を浴びた。
物語は、『世子嬪(セジャビン)殺害事件』という、王子の姫に選ばれたヒロイン・ヨヌの不可解な死をめぐるミステリー要素と、そのヨヌに瓜二つの巫女ウォルの世界を幻想的に表現したファンタジー要素もあり、見応え十分。さらに、今回のミュージカル版は、“運命の愛”の部分を、ドラマよりいっそう色濃くして描かれる。
韓国的な情緒と美を現代的な感覚で構成し、韓国創作ミュージカルの美と粋を極めた公演ということでも注目を集めている本作。
美しい色彩で装飾された幕を駆使し、奥行きを出した舞台は、壮麗で優雅。
照明を駆使した太陽と月の表現、華やかな宮廷衣装、美しい群舞は視覚的にも楽しめる。
また、本作は、2013年度韓国ミュージカル大賞音楽賞を受賞。ポップスを中心とした歌は、ソウルやラップ(?)など多彩な音楽で彩られた新感覚ミュージカル。
物語の中盤の見せ場といえる、幻想的な呪術シーンは、巫女役の女優によるパワフルな歌がまるでオペラのようでもあり、ソウル風でもあり。そのダイナミックな歌声とステージを彩る布を活用した妖しくも美しい舞に圧倒された。
超新星ソンジェとリナという美男美女カップルの見目麗しいラブロマンスに、実力派ミュージカル俳優陣による情熱的な演技と確かな歌唱力、そして、韓国舞台芸術の底力を結集した創作ミュージカル『太陽を抱く月』。ミュージカルファンなら一見の価値あり!
〈公演概要〉
公演日時:2013年12月12日(木)~
15日(日) 全8回公演
公演会場:青山劇場
東京都渋谷区神宮前5-53-1
主演:超新星ソンジェ、リナ
主催:(株)ウナスエンターテインメント、(株)GMP
協賛・広報:Glenfiddich
協力:CJ
E&M JAPAN、楽天チケット
料金:全席指定 16,000円(会場にてリピーター券を発売中)
公式HP http://k-musical.net/