8月29日、『a-nation stadium fes.powered by inゼリー』が味の素スタジアムで行われ、BIG BANGが登場。同公演のトリを飾り、5万5000人の観客を熱狂に包んだ。
この日、計7組のアーティストが出演した本公演。BIG BANGの登場は一番最後のオオトリとあって、会場は登場を待ちわびたファンたちでいっぱいに。お待ちかねBIG BANG のオープニングVTRが流れると、割れんばかりの歓声が響き渡り、会場は一面黄色のペンライトで埋め尽くされた。
大歓声の中ついにBIG BANG が登場。『TO NIGHT』でスタートすると、T.O.Pのささやくような低音ラップに会場からは黄色い悲鳴が。続く『HANDS UP』では「Put your hands up!」と観客に呼びかけ、早くも大盛り上がり。
a-nation2回目の出演にして初のトリをつとめた今回の公演。「ついにBIG BANGがトリです」とV.Iが嬉しそうにメンバーに呼びかけると、D-LITEは「信じられない!なんて言っていいか分からないです」と喜びを表した。
続けて披露した『FANTASTIC BABY』で会場の盛り上がりは最高潮に。止まらない会場の熱気に『HOW GEE』、『Feeling』、『ガラガラGO!!』と立て続けに披露。G-DRAGONとT.O.Pのラップの掛け合いではカリスマ性あふれる姿を見せつけ観客を釘付けに。
夜とはいえ、まだまだ夏真っ盛り。暑そうにバテているメンバーを横目にV.Iが「BIG BANG大丈夫?」と尋ねると、「大丈夫!」と言いながらもタオルでパタパタと一生懸命汗をふく可愛らしいG-DRAGONの姿がカメラに抜かれ、観客から「かわいい」と大きな歓声。
「次の曲はここにいる5万5000人の皆さんとBIG BANG と一緒に歌いたいです」というと名曲『HaruHaru』がはじまり、夏の夜に切なくも力強い歌声が響き渡った。
『MY HEAVEN』ではトロッコに乗って会場を一周。それぞれ自由にファンと交流を楽しみ、「またドームツアーやりましょう。VIP JAPANありがとう」とファンにお礼を述べると5人手をつなぎ終了の雰囲気に。
しかしそこで終わらないのがBIG BANG。「まだいけますよね?いつやるの?今でしょ!」と会場を煽り、再び『FANTASTIC BABY』を披露。SOLが完璧なダンスを決めると、G-DRAGONはセットに寝転んだりとそれぞれ5人の魅力が爆発。
今回の公演では1時間超全10曲を披露。たった5人で自分たちの世界観をつくりあげてしまう魅力たっぷりのBIG BANG。11月から海外アーティスト史上初となる2年連続日本5大ドームツアーを開催することも決定している彼らの今後にますます目が離せない。
(撮影/加治屋誠)